2025 05,16 22:10 |
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2007 06,16 11:17 |
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木島日記(文庫)
![]() ![]() 大塚英志の昭和偽史三部作のうちの一つ 昭和初期におけるオカルトいっぱいの物語。人魚、ユダヤ人満州移住計画、人間避雷針,etc・・・ 私は漫画を初めに読んでから小説を読んでみたのですが、どちらも面白い! 漫画では絵があることで小説ではあやふやな表現もしっかりイメージできますし、 小説では漫画では表現することが出来ない細かなところまで読めてさらに面白く読めます。 折口信夫を狂言回しに真実と偽の話を織り交ぜながら語るので、 あたかもそれが本当にあった歴史のように感じてしまいます。 登場人物たちも個性的な面々ばかりでどんどん引き込まれてしまいます。 歴史が嫌いな人でも関係なく楽しめる本です。 多重人格探偵サイコとの共通する設定もあり、つながりを考えながら読むのもおもしろいですね。 PR |
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2007 06,03 18:16 |
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哲学的な何か、あと科学とか(単行本)
![]() 哲学と、科学の本。 その手の人が喜びそうなネタがたくさん書かれています。 脳分割、クオリア、量子論とか。 それまで考えたこともなかったものを知る、というのは凄く面白いです。 しかしそのことを知っている人が読んだらこの本は面白くないと思います。 所々が分かりやすくする為なのか曖昧になっている部分があります。 まぁまさに哲学入門としての本です。 クオリアなどあまり聞きなれない単語に興味がある人は読んでみることをおすすめます。 今までと考え方が代わるかもしれませんよ? 本を買わなくても”哲学的な何か、あと科学とか”で検索すれば著者のHPがあり この本の内容はほぼ分かるとおもいます。 あまり深く考えず気楽に読んでみてください。 ちなみに クオリアとはいわゆる「感じ」のことである。「イチゴのあの赤い感じ」、「空のあの青々とした感じ」といった、世界に対するあらゆる意識的な感覚そのものである。 |
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2007 06,03 15:51 |
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サマー/タイム/トラベラー (1) ハヤカワ文庫 JA
サマー/タイム/トラベラー2(文庫) ![]() ![]() 少女が、たった3秒未来へ飛んだ。そのことがきっかけで高校生たち5人のプロジェクトは始まった。 基本的にはSFと青春、3:7ぐらい。 本編中、タイムトラベルを扱ったSF小説が列挙され、カテゴリによる分布図の作成や分類が行われたりします。 それの分類を見てみたくて読んだ本でもあります。 分類された表をつかって、これから読む本を考えようと思ってたりします。知らない題名がいっぱいあった。 この本は、自分のことを頭がいいと分かっている・思っている、そして高校生だからこその考え方と行動。 それが共感できると面白く読める話なのかもしれません。 SFなんですがそこまで難しい話は出てきません。 が、タイムトラベル系の本をたくさん読んでる人はあるあるネタがたって楽しく読めるかも? 話の最後は個人的にですが嫌いじゃない終わり方です。 |
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2007 06,01 22:54 |
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神様のパズル(文庫)
![]() 表紙を見れば分かる通りのライトノベル…ではありません。おもいっきりSFです。騙されたぜ 宇宙を作ることはできるのかを平凡高校生と天才少女で立証していく。というのがストーリー 所々に専門用語がバンバン出てきます。が、分からないなら分からなくても特に問題ない程度(たぶん) 話の流れ的にはよくある話ですが、宇宙の原理の説明は読んでいて納得してしまいます。まさにSF また各人の成長もストーリーとしてある。 個人的にはべつに稲に関するところいらないんじゃないか?と思ってたり どっちにしろSF好きな人は読んでも損はないような出来です。 面白かった。オススメです 見て分かると思いますが、帯に映画化と書いてあります。ゲーム化もされるらしいです。 ちょっと調べると、映画のほうは実写映画だそうでオーディションをやったとかやらないとか… まったく期待してないんですがね。うまく撮れば面白い映画になるんでしょうが… あとゲーム化。こっちはどうなるんでしょうね?まったく想像が付かない。 この話はゲーム化に向いてないような気がバリバリヒシヒシとします。 宇宙誕生シミュレーション?ノベルゲーム?まぁ期待せずに待ってます。 私は神のパズルを解くのが好きだ byアインシュタイン 良い言葉だ。本当に言ったかは分からないけど |
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2007 05,24 18:15 |
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人類は衰退しました買ってきましたよ。発売前日なら探せば売ってるもんですね。 見た目はこんな感じです。写真参照 背表紙しか見えない状態で置いてありました。青いです。ちょっとショボイ。 衰退は2冊しか置いてなかった。ハヤテは数冊置いてあったのにorz…まぁ当然。大きい本屋ではないし 大事な中身の感想 実にロミオな文章だった。 ギャグもたくさんちりばめられていた。ちょっとネタギレ気味? 今までの作品からの引用的なものがちょくちょく見え隠れしていた印象が。 しかし主人公かわええ。こうゆう子がリアルにいたら誘拐するね。しないけど 文章はですます口調の主人公視点で書かれています 当たり前ながら叙述トリックは今回は無し。 小学校図書室入りも狙ってる(?)作品らしいので、そんなスタンスで読んだほうが楽しめる。 ティラノサウルスレックスに襲われる主人公!!な場面もあり。 しかもTレックス以外にもギガノトサウルス、アンキロサウルスその他多数の恐竜、果てはマンモスまで登場。トンデモ物語。 そして妖精さんはお菓子好きのかわいいコミカル生命体。癒し系です。 全体的にかなりほのぼのな雰囲気。 忘れちゃいけないあとがき まさにロミオはカリスマだった疑惑!?それは置いといて。 本職スケジュールにダイナミックなムーブあったと書いてあります。これってもしかして…。 本の続編に関していくらでも続けられるとある、しかもロミオも書く気マンマン? さぁみんなで小説を買って、アンケートハガキを出して、 この本の続きを、ロミオに書き続けてもらいましょう。 ロミオ信者に(私含む)継続的なロミオ分の補給のために。 読んだら分かるけどホントにいくらでも広げることが出来そうな物語だから。 複線ってか謎はそのままで回収してないしむしろする気無いし、 簡単にモロSFな話に移行していくことも出来る。すでにSFチックな物語ではあるが。 今日は良質なロミオ分の補給ができました 田中ロミオ(たなか・ろみお) 1973年生まれ。PCゲーム中心に活動するフリーランスライター。 小説の仕事は今回が初。メール返信の遅さと運の悪さに定評がある。 |
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